2005年04月26日

五郎は生涯未完成―芸と病気とイエス様

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 待望の父「露の五郎」の半生記。
読んだ夫が「すらすら読めちゃう本だね」と一言。比較的読みやすい文体だし、内容的にもさらりと読める。
一芸人「露の五郎」の人生を語っている部分がほとんどで、フンフンと読んでいるうちに、結局イエス・キリストにたどり着く。
 今まで父は何冊か本を書いてきたけれどもここまで個人的な内容について触れたものはなかった。
写真も、今までの本には使用されていない、父の若いころの写真もふんだんに盛り込まれていて、ちょっと面白い本になったのではないかと思うし、いのちのことば社、としても今までにないタイプの本ではないだろうか。(わたしの赤ちゃんのころの写真も載っていたりする)
 最後に信仰を持った話になっているけれど、かと言ってものすごく宗教的な押し付けがましさはないし、また、体験談としても、確かに不思議に守られ生かされてきた話、死の淵まで行った話などを書いていながら、それほど神がかり的、神秘的な宗教体験という感じはしない、とわたし自身は思う。
これなら、広く色んな人に読んでいただけるのではないだろうか。
この本では、直接的に福音は語られていない。読んだ人が「へえ〜露の五郎、ってクリスチャンになったんか〜。教会てどんなとこやろ。自分も機会があったら1回ぐらいいってみてもええかな」とでも思ってくれればそれでこの本の目的は達成された、と言ってよいだろう。勿論、もう一歩進んで「神様ってやっぱりいてはるんやな。すごいな」と思ってもらえれば、万々歳だ。
 この本だけで、誰かが信仰に導かれるということはないだろう。この本は聖書でもないし、信仰の解説書でもない。
ただ、1人の人間が、70年かけてイエス・キリストに出会った、それだけの話だ。でも、そこに案外、人の心に語りかけるものがあるような気がする。


五郎は生涯未完成―芸と病気とイエス様
露の五郎 著
発行:マナブックス
発売:いのちのことば社
ISBN4-264-02349-1
定価:1200円+税

※一般書店では取り寄せになると思いますが、一般書店からも購入していただけると嬉しいです。
 また、是非図書館などでも注文してください。よろしくお願いいたします。

菅原早樹・記

posted by EMI at 00:00| Comment(0) | CD・DVD・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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